桜の木の下で
先日、近所の遊歩道を散策していたところ、桜の木の根元に、何やら生えているのを見つけました。
まさか、霊芝?
と思いましたが、「コフキサルノコシカケ」のようです。
「霊芝」も「コフキサルノコシカケ」もきのこの一種で、同じサルノコシカケの仲間です。
サルノコシカケの仲間は、薬効があると言われていて、なかでもガンに対する効果が大きいということで、昔から民間療法に用いられてきました。
霊芝は、万病に効くということから「マンネンダケ」とも言われています。
「霊芝」を含むサルノコシカケの仲間は、愛用者が多く、抗がん効果や免疫力を高める効果が認められていて、今日でも様々な研究が行われています。
桜の木に生えた「自然」を採ることはしませんでしたが、せっかくなので写真は撮りました。
ちなみに、コフキサルノコシカケが生えているということは、桜の木の幹を腐らせ、枯らしてしまうということになるのです。自然のちから…。
今年は、「家の庭のあちこちできのこが生えた」という話を耳にすることが多くありましたが、毒性のあるきのこの場合もあるそうなので、素手で触らず、もちろん食べることはせずに、処分したほうが良いそうです。